略歴:Curriculum vitae
昭和49年 3月 昭和大学医学部 卒業
昭和51年11月 昭和大学藤が丘病院 循環器内科(春見建一教授) 助手
昭和55年 7月 米国Utah大学Nora Eccles Harrison心臓血管研究所
( Prof. JA. Abildskov )へResearch fellowとして留学
昭和57年 6月 医学博士号 取得
昭和63年 7月 昭和大学藤が丘病院 循環器内科専任講師
平成 8年 5月 昭和大学藤が丘病院 循環器内科准教授
平成18年 3月 昭和大学藤が丘病院定年退職
平成19年 5月 東京大学医学系大学院虚血循環器講座特任研究員
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研究業績:Major Achievements in Medical Research
2010 - present
2010 - present
春見建一、真島三郎両教授と心電図
昭和51年不世出の心電図学者であられた春見教授からベクトル心電図診断や心臓双極子ベクトルの考え方の手ほどきを受けることから、私の心電図の勉強が始まった。その後春見教授が東京工業大学の武者研と体表面電位図記録装置を作成、本邦で初の本格的心臓三次元computer simulation modelを開発する経過の中で、心電図にたいする理解を深めることができた。その後アメリカのユタ大学、Abildskov教授の研究室へ、心電図の基礎実験を学ぶため留学した。
平成元年春見教授が国立中野病院へ移られた後、理論心電図の大家である真島教授が主任教授となった。真島教授から厚生省重点研究推進のための研究を指示され、それを推進していく中で基礎電気生理と心電図学との関係や英文論文の書き方についてご指導をいただいた。
平成9年真島教授御退職後は、不整脈の原因や抗不整脈薬の効果に関する基礎実験を行っていたが、仕事が多忙であることもあり価値ある論文を世に出すことができなかった。平成12年頃から、新たにWavelet変換法を用いた心電図の周波数分析の研究を開始した。紆余曲折の結果、近年数編の論文が一流雑誌に掲載され、新たな心電図解析法の仕事を世に問うことができた。このことにより御指導いただいた二人の先生の志の一部を引き継ぐことができたと考えると感慨深い。
2022年 春、 堤 健